【普茶料理】
隠元が中国から持ち帰った普茶料理(ふちゃりょうり)。萬福寺内や周辺で食べることができます。
萬福寺前にある白雲庵でいただきました。
江戸時代初期に日本に入ってきた中国風精進料理で、二汁六菜が基本です。お値段は5250円から
メニュー表。澄子(スメ)、麻腐(マフ)、雲片(ウンペン)、冷拌(ロンパン)、笋羹(シュンカン)、油滋(ユジ)、素汁(ソジュウ)、奄菜(エンサイ)、行堂(ヒンタン)の順になります。
食事前の干菓子。
澄子の蘭茶。すべての食事の前にいただき、清めます。
雲片の吉野煮。
麻腐の胡麻豆腐。わさび醤油でいただきます。
冷拌の和合物。
笋羹の「菜煮の盛り合わせ」
油滋の味付天麩羅。梅の天ぷらなど珍しいものもあります。
奄菜の「香の物」
行堂の季節御飯と素汁の後汁。季節御飯は茶葉の新芽がまぶされています。
デザートに杏仁豆腐です。