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【源空寺】

源空寺
伏見桃山にある源空寺(げんくうじ)。浄土宗寺院です。境内には伏見城の遺構でもある二層の山門があります。

源空寺

宝海山と号する浄土宗の寺で、円光大師(法然)の霊場二十五ヶ所の一つに数えられている。
寺伝によれば、建久六年(一一九五)、忍空上人によって、はじめ天台宗の寺として炭山(宇治市)の地に創建されたが、後に改宗し、慶長年間(一五九六〜一六一五)、徳川二代将軍秀忠、三代将軍家光によって当地に移された
二層から成る珍しい山門は伏見城から移築された遺構といわれており、その階下両脇には、即一六躰地蔵や愛染明王像、また豊臣秀吉に天下統一の大福を授けたといわれる朝日大黒天像が祀られている。この大黒天像は、豊臣秀吉の持念仏で、もと伏見城の巽櫓にあったものが、一時京町大黒町に預けられた後、当寺に移された経緯から、当地はかつて新大黒町とも呼ばれていた。本堂には、円光大師座像が安置されている。


京都府京都市伏見区瀬戸物町745


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