【毎日新聞社京都支局(1928ビル)】
三条通にある毎日新聞社京都支局。
昭和3年に建築され、武田五一設計です。
毎日新聞社京都支局(旧京都大毎会館)
毎日新聞社京都支局は、昭和3年(1928)、武田五一の設計、大林組の施工により建設された。
意匠的には、正面外観の水平ルーバーによる水平線の強調にF.L.ライトの影響が感じられる。また、毎日新聞社章を応用したバルコニーの形状や、玄関左右のランプカバーの意匠は、クランク型に屈曲する直線が用いられており、アール・デコの影響が認められる。ここには、国際建築様式成立直前のヨーロッパにおける二大流行がいち早く取り入れられており、意匠史の上から注目される建物であり、昭和58年6月1日、京都市登録有形文化財に登録された。
毎日新聞社京都支局は、昭和3年(1928)、武田五一の設計、大林組の施工により建設された。
意匠的には、正面外観の水平ルーバーによる水平線の強調にF.L.ライトの影響が感じられる。また、毎日新聞社章を応用したバルコニーの形状や、玄関左右のランプカバーの意匠は、クランク型に屈曲する直線が用いられており、アール・デコの影響が認められる。ここには、国際建築様式成立直前のヨーロッパにおける二大流行がいち早く取り入れられており、意匠史の上から注目される建物であり、昭和58年6月1日、京都市登録有形文化財に登録された。
建物の様子(2014年12月)
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